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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年1月26日~3月20日

病院で迎えた大喪の礼

昭和天皇が崩御された当時、学生だった私は、小渕官房長官が平成という新しい元号を発表している場面を、パチンコ屋のテレビで見ていました。その日はパチンコ屋なのに店内放送で葬送行進曲を流しており、途中でパチンコのガラスを開けて玉を店員が入賞させるという普段では考えられないサービスまでしてくれました。大喪の礼の少し前に、アルバイト先も休みになるとのことで、何をして過ごそうかと考えながら職場からスクーターで帰る途中でダンプカーと大相撲。当然、勝つ訳も無く、骨折と脳挫傷で救急搬送。意識はあって喋ってはいたようですが、事故後5日間くらいの記憶は無く、家族もその間の自分の発言はあまり教えてくれません。結局、大喪の礼当日は病院のベッドの上で迎え、今となっては笑い事で済まされますが、家族にとっては肝を冷やす平成の始まりとなってしまいました。事故の影響かしばらく鬱状態が続き、大学は留年。1年遅れで卒業しましたが、今があるのもその経験のおかげ。事故に遭わなければ別の人生を歩んでいたはずで、今の家族にも巡り合えなかったと思うと、事故に遭って良かったんだと思っています。

愛知県豊橋市 生駒雄二さん 49歳 心身の変化

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