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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年1月26日~3月20日

平成元年、私の人生の分岐点

昭和64年1月2日、憧れのパリ、フランス、スペイン、ポルトガルの旅へ出発した。当時は北欧廻りで、アンカレッジで飛行機に給油、その時間を利用しておとぎの国デンマークの首都コペンハーゲンで人形の像を観ることができた。空路でヨーロッパの西の果てポルトガルの首都リスボンへと移動、翌日はスペインへ待望のフラメンコショーを見学する。その後フランスのパリで、片言の英語を駆使してベルサイユ宮殿、さらに地下鉄で冒険した。異国情緒を味わった、あっという間の8日間。その帰路、1月7日に昭和天皇崩御のニュースを耳にして、辺りも騒然としていた。突然のニュースに悲しみが湧いてきた。日本へ帰れるかどうか、いろいろな思いにただ茫然として、楽しかった旅がどこかへ飛んでいってしまったことが思い出される。日本の空港は弔問客でいっぱいだろうと心配したが、遅れはしたものの無事に帰ることができた。1月8日に現天皇陛下が即位され「平成」時代が始まった。昭和から平成へと移り替るとき、私は飛行機で空を飛んでいたことになる。この年、平成元年3月には、長年務めた教職を去り、母を4月に送ることになった。私の人生の分岐点の平成元年、昭和は戦争を体験し、小学校は国民学校終戦で新制中学、高校と革命の時代を生き、日本は世界有数の経済大国になった時代に教職に就き、教え子と共に生きてきた。子どもたちと別れ、あれから30年余り、思えば「平成」は平和で楽しい人生だった。「平成」という時代が幕を閉じ、新しい年号が始まろうとしている。どんな時代になるのだろう、オリンピックもやって来る。その日まで元気で頑張りたい。

滋賀県大津市 内池章子さん 83歳 趣味・レジャー別れ

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