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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年1月26日~3月20日

デジタル、アナログ、次代はいかに

テレビで平成という新元号を初めて見た時はとにかくなんとも言えない不思議な感じがした。当時、高校生だった私は学校に行って友達とさっそく、平成の新元号について話をした。同級生もみんな戸惑っていた。「昭和のままでいいじゃない。平成なんておかしい」という意見が大半だった。「将来、自分に子どもができた時に昭和生まれなのと言われそうだよ」と冗談で言っていたが、実際、本当にそうなった。ベルリンの壁が崩壊したのもそうだが、時代がものすごく大きく変わったと実感した。あれから30年経って思うのは平成が当たり前で昭和が遠くなるという逆転現象だ。平成と共に人生を歩んできたので、平成の元号がまた変わるというのは寂しい限りだ。同時に昭和から平成、そして次代を迎えることができるのは、とても幸せなことかもしれない。平成元年と現在を比べて文化で最も違うと感じるのは携帯電話(スマホ)の普及だろう。当時、高校生だった自分には現在の状況は想像することなどもちろん不可能だ。タイムスリップして携帯電話を見せたら、どんなリアクションをするのだろう。おそらく、「何これ、こんなもん要らんわ。電話なんかそうしないし」と絶対言うだろう。30年という時の流れは本当にすごすぎる。テレビが薄型になりアナログ放送がデジタル放送に替わり、ビデオデッキがDVDレコーダーに替わり、レコードからCDに替わり、ポケットベルから携帯電話に替わるなど挙げたらきりがない。昭和がアナログ時代であり、まさに平成がデジタル時代だと思う。ただデジタルも行き着くとこまで行ってしまえば、次代はあえて一部アナログに回帰することもあるのだろうか。携帯電話が当たり前の世代からすると、昭和の黒電話のほうが逆に新鮮で新しく感じるかもしれない。便利さを求めて進化し、それが満たされればあえて、たまには不便さを次代では求めているような気もするが、果たしてどうなるだろう。アナログとデジタルのミックスが一番新しいと感じる時代が来るかもしれない。「平成」という時代が幕を閉じるのは正直、非常に寂しい。でも、昭和から「平成」に変わったときのように、きっと素晴らしい時代になってほしいという期待も願いも大きい。2019年の新元号スタートを心から楽しみにしています。

愛知県東海市 浜島一路さん 46歳 楽しみ流行・世相学校・学び

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