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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年1月26日~3月20日

寂しさと誇らしさ

平成2年は一番下の妹が生まれた年。私は幼稚園の年中で、当時の記憶があるというより、写真を見て後から記憶だと思っている感じかもしれない。妹が生まれるというより、お雛様を楽しみにしていたと思う。すぐ下の妹とおじいちゃんとおばあちゃんがいて、いつものように遊んでくれたこともあり、寂しさもそんなに感じていなかった。ただ4月になって年長になり、幼稚園の行事もそれぞれが最後の行事になったとき、妹を抱っこしていた母親が、他のママたちのように構ってくれないことに少し寂しさを感じていた。でも妹が増えたことはうれしくて、眠っている妹、泣いている妹、笑ってる妹、とにかく妹のそばにいたかった。他の子たちが「赤ちゃんかわいいね」って言ってくれるたびに、なんか誇らしくてうれしくて仕方なかった。自分は、みんなにはない特別なものを持っている気になっていた。それで余計に妹をかわいいと感じていたのかもしれない。時が経ち今、私の子どもたちが生まれたばかりの一番下の赤ちゃんを見てうれしそうにしている姿、どうしても傍から離れられない姿を見ていると、当時の私の気持ちを思い出す。

愛知県一宮市 遠島友理さん 33歳 喜び家族・親族出産・育児悲しみ

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