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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年1月26日~3月20日

改元期に子離れ願う

平成2年は、長男が誕生した年です。上に長女がいるので、2番目の子どもです。できれば男の子が欲しいと願い、なんとかできた息子です。上の子に比べると不思議と手が掛からない子でした。夜泣きをほとんどせず、帽子を被るのも嫌がりませんでした。ベビーカーも大喜びで乗り、チャイルドシートに座らせるとすぐに寝てしまいました。長女で使うことができなかったこれらの器具をしっかり使用できて、元を取れました。その息子もすでに27歳。地球防衛隊に入ると言いながら、ガメラの映画ではトイレに隠れていました。やがて、親の心配をよそに、高校卒業後、陸上自衛隊に入隊し、親元を離れて金沢での生活が始まりました。夫婦で何度も自家用車で往復し、バスセンターから高速バスで帰る息子を見送り寂しい思いをすることもありました。そんな息子は、東日本大震災で災害派遣に出動して、それを機会により身近な人助けをすることを新たな目標にして、姉と同じ看護師を目指して除隊。現在は、愛知県で看護師として病院勤務をしています。幼児の頃に手が掛からなかった分、大きくなってから心配ばかりしている気がします。息子からは面倒くさいと思われながら、いろいろ世話を焼き、口を出し、勝手に心配しています。長女のことを考えてみても、子どもに対しては、赤ん坊の頃からずっと気にかけて、それを頼りにして生活してきているようです。息子の年齢を数えると、それは平成の歴史となり、我が家の成長の歴史ともなります。その平成も終わろうとしていますが、新たな元号の下で期待を込めて、息子も娘もそして私たち夫婦も、ステップアップできればと切に願っています。そして、本当に子離れできる日が来るのを祈っています。

愛知県清須市 杉田隆之さん 62歳 家族・親族出産・育児

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