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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年3月15日~4月30日

変わりゆく街と不安

平成3年7月、連れ合いは父親を連れて、毎年のように名古屋場所へ出かけるのを楽しみにしていました。それが前日に父の弟が亡くなり、予定は中止に。そして8月、朝からとても暑い日でした。盆の供養の時間を告げにわが家へ義父がやって来ました。私が「暑いからアイスを食べていって」と勧めると、義父は「時間がもったいないからすぐ行く」と言うので、一緒に供養をする親戚宅へ向かいました。車で5分弱の場所でしたが、大きな道路を造るための工事により、渋滞に引っかかり30分ほどかかって到着。義父はお茶を飲もうとしたところ、口の端から流れて飲めず、入院となってしまいました。「あの時、アイスをよばれていれば」と、病院で悲しそうに義父から言われ、私ももっと強く勧めていたらと悔やみました。その後、相撲を見に行く機会は無くなりました。完成した大きな道路では、四方にできた大きな砂山の影響で方向を見失ったり、知人が逆送したりとトラブルが続きました。こんな大きい道が必要なのかと不安を覚えたことを覚えています。

愛知県春日井市 伊東小夜子さん 70歳 家族・親族別れ

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