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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年3月15日~4月30日

私の働き方改革

平成4年は、丈夫な私が生れて初めて入院をした年でした。新技術を使ったシステム開発のプロジェクトに入った夏。仕事は多忙を極め、平成2年に脳梗塞になった母の介護と家事もまだ慣れない状況で、そのストレスはピークに達していたのだと思います。夏風邪をひいてクリニックで処方された薬を飲んだ後、腸が動かなくなり、全く飲食物を受け付けなくなってしまいました。何も食べられなくなると自分の身体のエネルギーを使い、水がどんどん腸にたまっていくので、入院して鼻から管を通し、おなかの水をポンプで、ひたすら汲み出していました。1ヵ月ほどして腸が動くようになり、退院できました。1日24時間は代えられません。今までのように残業前提ののんびりした仕事の進め方では自分の健康を維持できず、家事や介護にも支障を来たし、様々な人に迷惑を掛けてしまいます。仕事においては、短時間で結果を出せるような取り組み方や時間の使い方を、この入院を機に学びました。バブルがはじけ、残業せずに結果を出すことを求められる時代になったことも、私にとって良かったです。今、残業代を払ってもらえなくなるということばかり話題になっていますが、残業をしないことを前提に労働生産性を上げるにはどうしたらよいか、真の働き方改革を、雇う方も雇われる方も考えるときではないでしょうか。長い時間働くことに価値はありません。短時間で成果を上げる働き方をし、家族や友人との時間も大切にして、経済的にも心にもゆとりある人生を送りたいものです。

静岡県浜松市(北区) 堤茂子さん 65歳 会社・仕事心身の変化

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