年表

時代

年表

閉じる

平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年4月15日~5月31日

妻の入院と新政権誕生

平成4年末に妻が交通事故に遭遇し、足の骨折で入院したので、しめ縄、門松、餅も無い火が消えたような寂しい新年を、89歳の母親、27歳の次男、20歳の長女と共に暗然と迎えた。母の食事に困ったが、子どもたちの協力を得ながら何とかしのいだ。妻の早期回復を祈願して年末に禁煙を始めた。過去に何度もトライしたが失敗ばかり。今回は妻のためにも必達しなければと強い思いで取り組んだ結果、たばことは完全に絶縁できた。陰鬱な新年の幕開けであったが、1月の初孫誕生は、わが家の不幸を吹っ飛ばす慶事であった。誕生予定日には病院で待機。アルミ箔に包まれた孫を一番目に抱き感動した。勤め先では、4月に物流子会社への出向が決まった。勤務場所は従来とほぼ同じ距離で幸いだったが、外部から眺めていた物流現場を理解したいと思ったが、直接身を置いた場合との差に、未熟さを痛感した。時を同じくして妻が退院。当面は通院するとのことで奇妙に思った。しばらくしてから再手術が必要と言われ、釈然としないまま7月に再入院をした。首を長くして待った退院の朗報は9月。家中に忘れていた笑顔が戻った。この年を象徴する大きな変化が政界に生じた。五十五年体制が7月の総選挙で崩壊し、共産党を除く非自民7党による連立政権が誕生。日本新党代表の細川護熙氏が第79代首相に就任した。若き総理大臣の誕生は大変新鮮で、期待する多くの国民の声が全国に広がると感じた。

愛知県名古屋市(南区) 森部三登野さん 83歳 喜び家族・親族心身の変化悲しみ

  • facebook
  • twitter
  • line

平成5年の国内・海外の主要ニュースを見る