年表

時代

年表

閉じる

平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年4月15日~5月31日

ネットも携帯もない「就活」

平成5年といえば、ちょうど大学3年から4年生。まさに就職活動の時期でした。大学の就職課や学科の先輩から、就職活動のいろはを教えてもらいました。しかし、就職氷河期直前の時期だったようで、先輩のアドバイスとは大きく状況が変わっていると、就職活動をしながら感じた記憶があります。正月過ぎから、多数の企業が掲載された就職雑誌がどっさりと自宅に送られてくるところからスタートしました。今思えば、個人情報をどこで入手したのかなと思いますが、当時そんなことは考えもせず、むしろありがたい気持ちで雑誌を見ながら、添付されている資料請求はがきに名前や志望動機を何十枚も記載して送付しました。企業研究するための情報は、送られてきた雑誌や合同企業展ぐらいしか無かったので、人事部門に積極的に電話して、OB訪問や会社訪問の依頼をしました。その後、会社情報がインターネットに掲載されたり、資料請求がインターネット経由でできるようになるとは、とても想像できませんでした。また、企業からの筆記試験や面接試験の合否連絡は、自宅に電話連絡されることになっていましたから、約束の時間帯に自宅で待機していた記憶があります。いずれにしても一生懸命に就職活動し、最終的に選択した企業に勤務して今年で25年目。家族もできて幸せに過ごしています。当時、限られた情報や手段の中で、最善を尽くした自分を少しは褒めてあげたいと、ふと思いました。

愛知県豊橋市 小田晴久さん 46歳 就職・転職

  • facebook
  • twitter
  • line

平成5年の国内・海外の主要ニュースを見る