年表

時代

年表

閉じる

平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年4月15日~5月31日

困難だった加入手続き

平成2年に脳梗塞になってから仕事を休んでいた母は、平成4年12月末に勤めていた会社を退職した。私は自分の年末年始休暇中に、母の国民健康保険の加入手続きに行こうと、役所の休み明けを待って平成5年1月4日に手続きに出かけた。すると「会社を辞めたという証明書が無いと手続きできません」と言われ、国民健康保険証は作れなかった。母の勤めていた会社に辞めたという証明をほしいと再三依頼したが、届いたのは1月末で、届いたからといってすぐに私も会社を休めず、土日は役所が休みなので、再び加入手続きに行ったのは2月1日だった。すると「1ヵ月過ぎているので、さかのぼって1月から加入することはできません」とのことで、国民健康保険の加入は2月1日付になってしまった。証明書の発行が1ヵ月もかかるのは問題だが、1ヵ月過ぎたらさかのぼって加入できないという説明が、1月4日には無かった。さかのぼれないのであれば、証明書が無くても保険料の仮払いをしたり、申込金を払えば仮発行したりといった配慮をしてくれてもいいのではと思った。土日祝日に役所は休みだし、都合よく会社の休暇をもらって、手続きに行けるわけではない。また役所の人は1日に何件も同じような手続きをしているかもしれないが、私たちにとって度々ある手続きではない。こういうのを「お役所仕事」と言うのかなとも思った。従って母の1月の医療費は、全額自費で払わなくてはならなかった。今はマイナンバー制度もあり、あの頃よりコンピューターサービスも進んでいるので、こんなことは無いのだろうか。二度とこの手続きをすることは無かったので知る由もないが、私の平成5年はこんなドタバタで始まった。

静岡県浜松市(北区) 堤茂子さん 65歳 家族・親族怒り

  • facebook
  • twitter
  • line

平成5年の国内・海外の主要ニュースを見る