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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年4月15日~5月31日

ありがとう

平成5年3月、当時高校3年生だった私は第1希望の看護短大に合格しました。難病で闘病中だった父は、私の看護短大への進学を家族の中で一番喜んでくれました。その頃の父はいつ容態が急変してもおかしくない状態で、これが最後の親孝行になるかもと必死で受験勉強をしたのを覚えています。入学式後、そのまま病院へ直行し報告した時の父の満面の笑顔を、今もはっきりと覚えています。父が息を引き取ったのはそれから1ヵ月後でした。看護師になった姿を見せることはできませんでしたが、患者さんやそのご家族に対する姿勢は父から学びました。私の看護の原点は父の看病があってこそ。高校生だった頃には言えなかった言葉を今父に伝えたいです、「ありがとう」と。

三重県桑名市 福井理恵さん 43歳 家族・親族学校・学び入学・進学別れ

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