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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年4月15日~5月31日

心地よい風が吹く

平成5年の始まりは、日本にとってもわが家にとってもおめでたいこと続き。正月が明けてすぐに皇太子殿下と小和田雅子さんのご婚約が発表され、日本中が明るい話題で持ちきりとなった。私は入院のための荷物のチェックをしながら、このニュースを知った。病院に向かう車中、日本中が祝うビッグカップルを思いながら、私は「明日にはわが家に起こる盛大な祝い事」にもとても興奮していた。日が明けて、小さな、でもわが家にとってはとても大きな命が誕生した。少し小さめだったのでなかなか母乳を飲んでくれず、退院が延びるなど不安も多かったが、天使のような笑顔と仕草に親としての喜びの方が勝った。退院して半月後に新築の家が完成し、引越し。新しい環境での生活が始まった。初節句やお食初めも無事に済ませ、子どもの保育園入園も決定。私は産休明けで職場復帰でき、「育児」といううれしい仕事が増えたが、それ以外は戻通りとなった。数ヵ月後、皇太子殿下と雅子様がご成婚された。テレビに映る若い2人の姿に感動し、心から祝福を送りながら、伴侶や子どもが家族として増える喜びをかみしめた。皇太子ご夫妻にも1日も早く次の良い知らせが訪れることを願った。平成5年の後半は、子どもの健康と成長が順調であるようとても気を遣い、神経質な日々だったように思う。少しずつ育児にも慣れ、周囲の協力もあったおかげで自信がついた。この1年は、日本にとってもわが家にとっても、新しい心地よい風の吹いた年であったと思う。

静岡県浜松市(中区) 鈴木由起子さん 50歳 喜び出産・育児新生活・引越

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