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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年5月15日~6月30日

光陰矢のごとし

平成の年号になってはや30年。私は昭和3年生まれで満90歳、卒寿を迎えたばあさんです。遠い昔の昭和12年7月に支那事変が始まりました。当時小学校3年生だった頃には、上海や南京が陥落だと、町中を日の丸を振って行列が歩いた時期もありましたが、そんな喜ばしいことも少しずつ無くなり、昭和16年12月には米国との戦争に入りました。学校でも勉強はそこそこに、国民がこぞって「欲しがりません勝つまでは」の精神で頑張りましたが、結果は残念ながら敗戦。それからが大変でした。私たちの青春時代なんて無く、今思い出しても辛い時代でした。みんなよく頑張って生き延びたと思います。私の子どもたちは戦後生まれですので、親たちがそんな苦労をしたことなど分からないと思います。一方で、私自身、平和な暮らしのありがたさをしみじみ感じている日々です。平成7年は新年早々に神戸で大地震が起こり、大変な年の始まりとなりました。その半年後にわが家にたくましい男の孫が誕生。その孫は今年(2018年)3月、大学を卒業し地元名古屋に就職しました。折に触れ「ばあちゃん100歳まで生きな。2年先には東京五輪が見られるから」と励ましてくれます。子どもたちのお世話にならないよう、残された人生を楽しく、そして子や孫のためにも永久に平和な世界であることを願いたいです。

愛知県扶桑町 大西ふみ子さん 89歳 家族・親族天候・災害出産・育児

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