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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年5月15日~6月30日

ネット時代の幕開けの年

年明けに阪神淡路大震災が起き、続いて地下鉄サリン事件が勃発した1995年は、パソコン通信の存在が知られるようになり、インターネットがようやく世の中に認識され始めた頃でもあった。阪神淡路大震災では、マスコミがインターネットで情報が得られると報道しながら、その実、ネット利用者の大半はパソコン通信を使っていた。筆者が当時運営していたNIFTY-Serve(ニフティサーブ)鉄道フォーラムにも、震災発生直後から多くの発言があり、慌てて特設会議室を設けたところ、情報源として活用できるとして週刊誌に取り上げられたりもした。運営会社のニフティは、震災への義援金受付で1億円以上を集めて、ネットの社会貢献の可能性を示唆した。同年、ウインドウズ95が発売されると、パソコン通信利用者は爆発的に増えた。それまで、接続にはやや手間がかかったのが、同OSにより誰でも容易にネット接続ができるようになったおかげだ。まさに“パソコン通信最盛期”といえる年だった。しかし、それはインターネット時代の始まりでもあった。従来からパソコン通信を使いこなしていた先進的なメンバーは、続々と自身のホームページを立ち上げ、これからはインターネットの時代と主張した。その後の世の中の流れは誰しも知るところだ。NIFTY-Serveはインターネット時代に合わせて@niftyとなったが、かつて全盛を誇った「ニフティのフォーラム」は2007年に廃止された。鉄道フォーラムはその際に独立し、独自サーバーを立ち上げてサービス継続をすることで現在に至っている。パソコン通信の時代、接続にはFAXと同じく「ピーガー」というモデムの音がつきものだった。それも、今は懐かしい音と記憶するばかりになっている。

愛知県犬山市 伊藤博康さん 60歳 流行・世相天候・災害

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