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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年5月15日~6月30日

恐怖の高速道路

平成7年1月17日の阪神淡路大震災は、私たち夫婦にとっても忘れられない日となりました。公園でウオーキングを済ませた後、仲間とのラジオ体操が始まった途端、突然放送が中断され震災の情報が流れ出したのです。その日は1日中震災報道が流れるなかを、私は仕事で走り回っていたのですが、今度は豊橋に住む姉の死亡連絡が入ってきたのです。当時、自営業の私は仕事を休むこともできず、当日、通夜、葬儀と3日間を、姉の住む豊橋まで、夜に入ってから東名高速道路を妻と2人で往復したのです。その帰り、暗い高速道路は大型トラックが猛スピードで列を成して走っており、走行車線の私たちは不思議な恐怖を感じたのでした。そのトラック集団が神戸に向かって震災援助物資を運ぶものだと分かったのは、2日目の帰路でした。震災では当事者はもちろん、周りの人たちが目に見えぬところで活動しているということを知ったのです。若い時に伊勢湾台風を体験している私たちは、改めて災害の怖さを知らされたのです。

愛知県名古屋市(港区) 河上武夫さん 84歳 天候・災害悲しみ

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