年表

時代

年表

閉じる

平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年5月15日~6月30日

21歳へタイムスリップ

平成8年と聞いただけでいろいろなことを思い出せます。他の年を聞いてもそんなことはありません。私は平成8年の4月に看護師として病院に就職しました。3月に看護専門学校を卒業したばかりで21歳でした。その当時、国家試験の合否発表は4月半ばでしたので、試験に落ちていたら就職が取り消しになる約束でした。自分は看護師に向いているか分からないけれど、もし合わなかったら別の道を探そうという甘い考えでしたが、なぜか集中治療室という過酷な部署に配属されてしまいました。国試の発表の頃には、どうか落ちていてほしいと真剣に祈っていました。それが合格していたため、心底がっかりしました。病院の寮で暮らす私の部屋には、テレビはありましたが、録画できるビデオデッキはありませんでした。ゴールデンウイークの頃には初めての夜勤も始まり、平成8年の春は瞬く間に過ぎていきました。ちょうどその頃、職場の休憩室で話題になっていたのが「ロングバケーション」と「SMAP×SMAP」です。SMAPのなかでは香取くんがいいかな、という程度の認識だった私。番組を見ていないというと、先輩たちから見るように注意されました。後で同期に聞くと、みんな見ていました。“ロンバケ”は最終回近くに、初回からダイジェストをやっていたので、それを見ることで追いつけました。“スマスマ”は家にいるときは必ず見るようになり、メンバーの料理の上達の早さに驚きました。平成が31年で終わることや、SMAPが解散してしまうことは、その頃の自分には想像もつきませんでした。今でも平成8年と聞くと、タイムスリップしてその時の自分の感情にすぐに戻ることができます。

愛知県安城市 安藤真理恵さん 43歳 友人・仲間流行・世相就職・転職

  • facebook
  • twitter
  • line

平成8年の国内・海外の主要ニュースを見る