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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年6月15日~7月30日

生まれた年

1998年は私が生まれた年で、つまり私は今20歳である。一番古い記憶は3歳くらいの頃で、生まれた年のことなんて覚えていない。1999年までに生まれた人と2000年から生まれた人では、何だか旧世代や新世代という言葉が当てはまる気がする。ぎりぎりで旧世代になったことは、果たして良いものか。どうせなら1994年あたりに生まれて、2000年に切り替わるときに物心がついていてほしかった。2歳でそんな世紀の変わり目を過ごしても、覚えていないのだから何の感慨もない。もっと年をとって孫とかに「世紀が変わるときってどんなだったの」と聞かれても答えられない。ノストラダムスを信じて散財した人がどこかで嘆いたんじゃないかって想像しかできない。1998年は、調べてみると何だかパッとしない年で、郵便番号が7桁になったことくらいしか驚きがなかった。郵便番号が7桁じゃない時代があったのかと思った。その前の1997年は分かりやすい驚きで、地元にあるナゴヤドームの完成やポケモンの放送開始などがあった。そんな程度のことしか浮かばないことから分かるように、生まれた年なんて、その後の人生で数字としては何度も書類に書くことになるものの、ちっとも私の中には印象が残っていないのだ。ただ、センター試験が今後変わること、学生だからリーマンショックでリストラにおびえたりしなかったことといった、その後の年によって「ああ、この年に生まれておいてよかった」と思うことはある。もちろん、その逆も然り。生まれた年自体は何ともないのに、その後の人生であれこれ思うようになってしまうのは、年から見れば迷惑なことだろう。

愛知県春日井市 関谷有加里さん 20歳 喜び流行・世相イベント学校・学び出産・育児

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