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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年7月15日~8月30日

親離れ子離れ

平成11年、わが家はいろんなことがありました。3月には息子が高校を卒業しました。大学は自宅から通学できるところにしてほしいとの願いを聞いてくれ、その代わり部屋が狭いというので、私たちの寝室だった16畳ほどの部屋を息子に与え、私たち夫婦は1階の和室を洋間にリフォームして移動しました。卒業式には、忘れもしないキロロの「未来へ」という曲で感動して大泣きしました。その後すぐに、毎年恒例だった親子でのハワイ旅行へ出かけました。そのときの息子の言葉が忘れられません。「母さん、これで一緒に行ってあげるのは最後だよ、あとは妹と行って」と言われたのです。視野を広げられるようにと毎年頑張って2人の子どもを海外旅行に連れて出かけていたのに、息子は付いて行ってくれていたのかと、思わず笑いが込み上げたのを、昨日のことのように思い出しました。そうそう、息子にはずっと携帯電話を持たせなかったのですが、大学進学で皆バラバラになり連絡を取るのに欲しいと頼まれ、卒業式前に携帯電話を持たせたのをきっかけに、私も使うことにしました。他の友達は携帯電話をずいぶん持っていたようですが、息子は我慢していたようです。運転免許も取り、あっという間に大人になったような息子に、私のその当時の日記には「空の巣症候群かなぁ」と書いてありました。平成11年は、子どもが親離れをしはじめた年です。

岐阜県可児市 長瀬由美子さん 61歳 家族・親族学校・学び入学・進学趣味・レジャー新生活・引越

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