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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年7月15日~8月30日

ごみ分別に悪戦苦闘

前年、郊外に住んでいた長男が、隣に家を新築して引っ越してきた。4月には初孫が小学校に入学。孫が入学した小学校には、私、長男、孫と3代が世話になる。祖父である私は、孫にとって大先輩である。同校は、明治6年に近くの寺で開校されたのが始まりで、市内でも最も長い歴史をもつ小学校のひとつである。町内の長老などから推され、前年の4月に協議会長となった。会長となって最初にぶち当たったのは、ごみ問題であった。これは難題だった。当市のごみ処理は、集積したごみを焼却し、埋め立てる方法だったが、埋立地が満杯になってしまったので、代替地を急ぎ求めていた。名古屋港の干潟を埋め立てる案も出たが、環境を損ねるとのことで、反対側と主張が激突した。市は2月に、「ごみ非常事態」を宣言し、さらなるごみ減量について、市民、事業者に目標を示した。8月には容器包装リサイクル法を適用し、プラスチック製品、紙製品の分別収集を始めた。ごみ問題には、町内の保健衛生担当者が取り組むのだが、分別については未知の分野だった。区から入念な説明会もあり、各戸に資料配布もされたが、町民の意識にはなかなか浸透しなかった。町内会として、分別の啓発を図るため、回収当日の朝には担当者と会長がともにごみステーションを巡回し、分別レベルのチェックをして、分別向上に努めたが、なかなか容易ではなかった。この年は、難題なごみ分別に終始したという思いが強い。中央では、10月5日に自民・自由・公明の連立で小渕改造内閣が発足し、外務大臣には河野洋平氏が就任した。世界情勢が緊迫する平成30年現在、国の外交を担うのは、河野氏長男の太郎氏だが、東奔西走されており、席の暖まる暇がない毎日のようだ。長男の活躍を、父洋平氏はどんな思いで見ているのだろうか。

愛知県名古屋市(南区) 森部三登野さん 83歳 家族・親族流行・世相学校・学び入学・進学新生活・引越

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