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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年7月15日~8月30日

娘の結婚と初孫誕生

平成11年、1999年は私たち夫婦にとって忘れることのできない年であった。次女が交際している人を紹介したのが正月。妊娠したと知らせたのは4月下旬頃。わが家は3人娘、彼は4人兄弟だった。娘に婿入りの旨を尋ねれば「イエス」の返事。彼の実家、両親にお願いに行ったのは5月だった。今では授かり婚と言うけれど、その当時は「できちゃった婚」と言った。目立たないうちにと、結納、結婚式と急いだ。7月18日、白無垢の花嫁姿、小雨降るなか赤い番傘が映えていたのが目に浮かぶ。近所の知り合いの人々にお菓子の袋を配った。「おめでとうございます」の言葉をいっぱいいただいた。主人の母、私の母も健在だったので、孫娘の晴れ姿を見て、うれし涙であった。ちなみに孫のなかでは一番最初に結婚した。結婚式、最後に両親への御礼の言葉、一言一言が胸にしみ、夫はハンカチで目を押さえていた。その年の12月21日、小雪降る早朝に女児が無事生まれた。私たちにとっては初孫である。この上ない喜びであった。その孫も18歳になった。今春、母親と同じ看護師を目指し、看護学校に進んだ。私のテレビの横には、真っ白なレースのベールにサムシングブルーのブーケを持った次女を真ん中に、長女と三女の写真が飾ってあり、初孫を抱いた満面の笑顔の夫も額に収まっている。1999年は人生最高の年であった。

岐阜県神戸町 片桐貞子さん 70歳 喜び家族・親族出産・育児新生活・引越

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