年表

時代

年表

閉じる

平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年7月15日~8月30日

夢への一歩

社会人のスタートの年。パン屋で働き始めた。当時はまだまだ男社会だったパン業界。今は、過労や残業が問題になっているけど、当時はそんな言葉すらなかったように思う。朝は早い、勤務時間が長い、休みはない、給料は安いが当たり前の世界だったな。そういうものだと思っていたから、疑問すら持たなかった気がする。不満は全くないとは言えないけど、働くことが楽しかった。毎日が、楽しくて幸せだった。男だったらなって、言われて悔しかったりもしたけど、負けたくない一心で頑張れた。過労って、なんだろう。残業が月に100時間以上で過労死ってニュースを聞くたびに、時間が長いのがいけないって言ってるのかなって思ってしまう。その仕事にやりがいを感じるかどうかなのではないのかな、と思う。私は、大好きって思える仕事に出会えた。入社当時、今後の目標をノートの表紙に書いた。「笑顔であいさつ」と。今でも、心がけていることのひとつだ。どんなにパンをおいしく焼いても、お客様に対して怒った顔や、つまらなそうな顔をしていたら、そのパンは、おいしくないと感じてしまうこともあるんじゃないのかな。怒りながら仕事してたら、周りの人は嫌な気分になるだろうし。お互い気持ち良く働けるように、笑顔であいさつすることは、一番大切なんじゃないのかなって思う。いろんなことがあるし、笑えないときもあるけど、お客様においしいパンを届けたい、その気持ちだけは、忘れないように心がけている。この仕事に出会えたこと、支えてもらった仲間みんなに感謝して、もっともっと、「大好きな仕事です」って言えるように、働いていきたい。

愛知県蒲郡市 松山加奈子さん 38歳 楽しみ友人・仲間会社・仕事

  • facebook
  • twitter
  • line

平成12年の国内・海外の主要ニュースを見る