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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年8月15日~9月30日

娘の就職

娘は憧れの行動心理学を勉強するため、地元の短大へ進学して卒業したが、不景気のため就職が思うようにいかず、専門学校へ通って資格を取り、地元の企業へ就職した。営業の仕事で帰りは遅く、今なら過重労働のような気がする。駅周辺だったので車通勤は禁止されていて、帰りは車で近くまで迎えに行った。研修期間が過ぎて、浜松へ異動になった際は、毎日帰りが遅くて心配のしどうしだった。正社員になり1年が過ぎようとした頃、娘はストレスで精神的に不安定になってきた。先輩のパワハラのような言動に、娘は精神的に疲れてしまったようだった。それでも頑張って仕事を続けた。親としてはこれ以上は限界だと感じ、仕事を辞めて休養するよう勧めた。娘が元気になるまで1年かかった。執拗に退職を拒まれたことから、正社員で働くことに恐怖を覚えていた娘は、派遣社員として働き出した。娘が就職したこの時代は、不景気などが影響していて本当にかわいそうだったと思います。一方で、不景気に関係なく、たくましく社会で活躍している娘の同世代を見ると、自分の子育てがいけなかったのかなど考えてしまう。娘の心を元気にするために、USJへ行ったり、映画「千と千尋の神隠し」を観たりして同じ時間を共有するように務めたことを覚えている。

愛知県豊橋市 尾澤希久子さん 66歳 家族・親族就職・転職

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