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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年8月15日~9月30日

息子の結婚式

就職して名古屋に配属されてから28年、それまで転勤もなく、珍しくひとつの職場で営業に携わっていた私が、平成14年に初めて豊田市へ転勤した。単身赴任という選択肢もあったが、自宅からの通勤時間が1時間20分ぐらいであり、家族との時間を大切にしたいと思い、自宅から通うことにした。初めての職場、初めての顧客、初めての社内関係先など慣れないことが多く、悩みは尽きなかったが、部下の助けを借りながら、なんとか3年間勤めあげることができた。平成14年は仕事の転機であると同時に、わが家にとっての一大イベントである長男の結婚式があり、私の生涯の中で忘れられない思い出の年でもあった。親族だけでなく、息子の会社の同僚や上司、学生時代の友人など多くの人に出席していただき、息子の知らない一面も見せてもらい、よくぞここまで成長してくれたと感激したことをよく記憶している。息子ということもあり、最後の挨拶のために緊張していたので、私が泣くことはなかったが、妻は感極まって涙を流していた。しかしながら、数年後、長女と次女の二回の結婚式では私も号泣してしまったことはいうまでもない。バブル崩壊後の失われた10年といわれた時期でも、わが家の歴史は一歩ずつ進んでいた平成の時代であった。

愛知県名古屋市(千種区) 池田陸人さん 66歳 喜び家族・親族就職・転職新生活・引越

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