年表

時代

年表

閉じる

平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年8月15日~9月30日

教訓となった事件

ここ数年、女児が誘拐されたり殺害される事件が多発しており、近隣でも変質者の目撃情報が流れ、学校や近所のお母さんたちの間でも話題になっていた。わが家でも小3の娘に「知らない人に誘われてもついていっては駄目」と言い聞かせていた。そんなある日、娘が友達と下校途中、1台の車が近付いてきて横に止まり、若い男に「車に乗りな」と言われ、友達と一緒に怖くなって走って帰ってきた。その夜、おびえている娘に「お利口だったね。逃げれば大丈夫だからね」とほめて安心させた。しかし、車の男に怖い思いをさせられて3日後、自宅前の駐車場で数人の友達と遊んでいたら、コートを着た若い男が現れ、近づいてコートの前を開いた。下半身に何も身につけていない姿を見て皆凍りついてしまった。近くにいた女性が気づいて撃退してくれたが、娘はショックでその後2年間ほど、1人になったり1人で出歩くのが怖くなってしまった。そのため今でも変質者や誘拐などがニュースになる度、嫌な気分になる。もうひとつ衝撃的な事件は「米同時多発テロ」。夜のニュース番組を見ていたら、ビルに旅客機が突っ込んだとのこと。誰もが単発の事故だと思った。現場のツインタワーが映し出されて間も無く2機目が近づいてきたかと思うともうひとつのビルに。「事故じゃない」、私も含めどれぐらいの人がそう思ったことか。思考が停止したような時間がしばらく過ぎた後、まるで特撮映画のシーンのように2つのタワーが倒れた。「あのビルにどれだけの人が残っていたのだろうか」と思うと体が震えた。イスラム原理主義のテロがこの時から世界中で恐れられるようになった。誘拐・殺人・テロ等の行為は、どんな大義名分があっても許されるものではない。この年に起こった2つの事件は、「恐ろしい事件は決して対岸の火事ではなく、どこでも、身近でも起こりうるものだ」と教えてくれた。

愛知県小牧市 鈴木由起子さん 51歳 家族・親族流行・世相天候・災害怒り

  • facebook
  • twitter
  • line

平成14年の国内・海外の主要ニュースを見る