年表

時代

年表

閉じる

平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年9月15日~10月31日

一病息災

がむしゃらに突っ走ってきた人生がエンストし始めたのが、平成12年頃からであった。平成12年に所属会社から協力会社に出向し落ち込んでいるところに女房の乳がんが発覚。予期せぬことに慌てるも、なんとか無事に手術が終わり落ち着いた頃の平成14年秋、今度は自分が大腸がんであることが発覚し、平成15年の1月5日に手術を行った。残念ながら縫合不全で翌々日の7日に仮設の人工肛門造設の手術を行った。5月の連休後に人工肛門閉鎖の手術を行い、これで終わりと思い退院したものの、1週間後に手術箇所が、なんと噴破。執刀医いわく、「合併症です。今の医学では説明できない貴殿の得意体質だと思う」。口答えはしなかったが、不信感が募った時期であった。噴破部の自然閉鎖を狙い、約100日間の絶食、栄養点滴だけの入院生活を過ごしたものの結局、再手術することとなった。「今度も、縫合不全になったら」との問いに対しては、「更に上流側に、人工肛門を造設する」との返事であった。死ぬことはないとは思っていたが、漠然とした大きな不安があり、手術後も悶々とした日々を送っていたのを覚えている。なんとか大腸は繋がったみたいで、8月11日の退院時の外の暑さを感じた時は、とてもうれしかった。病院は違えども、その後夫婦ともども術後のフォローということで、5年以上の病院通いが続いたが、お陰様で2人とも転移・再発することなく、少しだけ不自由さはあるものの現在、問題なく日常生活を送っている。2人の孫をもつ老人となった67歳の今、(本人は老人と言う自覚は乏しいのだが)少しでも健康を継続したいという思いで、体を動かす努力をしている。

愛知県東海市 猪飼恭三さん 67歳 家族・親族心身の変化悲しみ怒り

  • facebook
  • twitter
  • line

平成15年の国内・海外の主要ニュースを見る