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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年10月15日~11月30日

愛知万博で自らを知る

万博の話を聞いても、自分たち夫婦が出かけるなんて考えてもいなかった。それが、万博には各市の日があり、その兼ね合いから、連れ合いが和太鼓を演奏することになった。下見をしておかなくてはと、名古屋へ出た帰りに藤ヶ丘に寄ってみようと、遠廻りしてみた。職場で前売り券を2枚買っていたが、その後のことを考えてパスポート券に変更。最終的には、休日ごとに2人で16回、ひとりでも出かけました。飲み物を持ち込めず、入場までに暑さにやられ、休憩所で横になる日も何度か。多くの人出の中で偶然に友と出会ったことも。瀬戸会場からロープウェイに乗った時には、多数の木の頭が切られていたのを見て、少し悲しくなった。夜の会場では耳が痛くなるほど、虫たちが大合唱をしていた。未来もこの虫たちの大合唱が続けばいいけれど。20歳で行った大阪万博のアメリカ館は2時間待ちで、月の石の前では足を止められなかった。背の低い私はみんなの頭で見られなかった。それに比べて愛知万博は、ゆっくり見て廻れた。ニューヨークとシンガポールの雨を体験し、こんな振り方をするのかと思った。知らない物、わからない物がたくさんあった。私は「井の中の蛙」なんだとあらためて自覚した万博だった。

愛知県春日井市 伊東小夜子さん 70歳 イベント出会い

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