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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年10月15日~11月30日

一生に一度きり

長男が小学校に入学することになり、夫婦で川の字になって、手をつなぎ正門をくぐりました。保育園での泥んこに慣れていた長男の最初の小学生への課題は、読み書きそろばん以前に、「靴下を履くこと」でした。2つ下の次男が、一緒に登園できなくなり寂しそうであり、大きなランドセルを背負った長男に羨(せん)望の眼差しを送っていました。今から思うと、「何をそんなに神経質になっていたのだろう」と笑い話ですが、落ち着いて平仮名の宿題をしなかったり、鉛筆の持ち方が気になったり、水泳では顔を水につけられなかったり、ありとあらゆることを友だちと比較しては、ハラハラ心配ばかりしていました。「もっとゆったりとした気持ちで子育てを楽しめば良かったな」「大人になって顔を水につけられない人はいないし、何歳で漢字が書けるようになったかを問う人もいないのに」と。今は大学生。手をつないで校門をくぐった入学式は一生の思い出です。

愛知県名古屋市(千種区) 藤原真由美さん 51歳 家族・親族入学・進学

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