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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年10月15日~11月30日

野球少年だった息子たちへ

少年時代の君たちは、夏の猛暑にも冬の寒さにも負けずに、野球の練習に励んでいたね。わが家の洗濯機は一日中回りっ放しだったけど、君たちのユニフォームが軒先で揺れているのが誇らしくてうれしかった。今も忘れていないよ。君たちの輝く勇姿を。中学3年、長男最後の試合。レフト線ギリギリに飛んで来た相手チームの猛打を、長男は必死で受けとめて、チームのピンチを救ったんだ。野球が大好きだった長男、今は教員として、クラスというチームをまとめているね。双子の次男、三男は小学1年から野球を始め、目の前にいる一番のライバルと文字通り切磋琢磨の毎日だった。ピッチャーの次男と、キャッチャーの三男。双子バッテリーとして活躍し、地元大会では何度も優勝。大きな大会でも入賞し、その時の賞状や盾は、今も玄関で輝いている。やんちゃ坊主ばかりのチームだったけど、あいさつや掃除、仲間を思いやる気持ちや、果敢に挑み不可能を可能にしていく強さなど、人間として大切なことをたくさん学んだね。もうすぐ24歳になる君たちは、少年野球時代に学んだことを生かして、社会でも輝いていってほしい。どんなキャッチャーフライも絶対、絶対に受けとめた三男は、中学の時にスポーツ障害でキャッチャーを諦めなければならなくなった。来春から社会人となる三男。怖いもの知らずでボールに向かった根性と勇気を思い出して、自信につなげてほしいと願っている。次男は高校でも野球を続け、小学校、中学野球同様、高校でも最高の仲間たちと出会うことができた。それはまた、平成24年の作文に書こうと思う。野球少年の母は、泥だらけのユニフォームの洗濯と、早朝3時、4時のお弁当作り、炎天下での応援と多忙だったけれど、たくさんの素晴らしい夢を見させてもらえて幸せだった。本当に楽しかったよ。すっかり大人になった君たちだけど、野球少年だった頃の思い出は、母にとっても最高の宝物です。

愛知県清須市 吉村希代美さん 56歳 喜び家族・親族趣味・レジャー

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