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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年10月15日~11月30日

息子の結婚

息子は25歳、証券会社に就職して3年目だった。同級生の彼女とは、大学は違っていたけれど、卒業と同時に交際を続けていたらしい。息子が東京配属になった時、彼女は大阪の化粧品会社で、新人研修を受けていた。彼女のとった行動に私はびっくりした。新人研修が終わると彼女は会社を辞め、息子を追って故郷である群馬県へ帰ったのである。そして、息子の仕事が休みの日に彼女は上京して愛を育んだらしい。そんな話を聞いて、親としては放っておくわけにはいかず、3年間どうなるのか様子を見守り続けた。3年が経っても2人は真剣に付き合い、別れる様子はなかった。私は職場が変わり、現役として働いていた。だから、結婚式はなるべく祝日の日にと思い、5月の連休に地元で結婚式を挙げてもらった。隣はいつも遊んでいた馴染み深い神社。手筒花火を上げる祇園祭りで有名な神社であり、そこでめでたく結婚式を挙げることができた。高齢の父母も参加できて、息子としてはおじいちゃんおばあちゃん孝行ができたと思う。息子の大学の友だちのために、青年団の人に神社で手筒花火を上げてもらい、息子がまず見本見せたあと、学友たちが羊羹花火を上げる体験をした。息子が考えた手作りの二次会だった。心のこもった素晴らしい結婚式だったと思う。私はやっとひとつ肩の荷が下りたと思った。後は幸せな人生を2人で歩んで欲しいと心から願った。しばらくして、悠仁さまの誕生のニュースを聞いた時に、いつか息子たちにもコウノトリが飛んでくるといいなと思った。

愛知県豊橋市 尾澤希久子さん 66歳 喜び家族・親族新生活・引越

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