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平成作文~未来へ

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作文応募期間:平成30年12月15日~平成31年1月31日

コウノトリが飛んできた日

平成21年8月8日、息子夫婦に元気な男の子が授かりました。私たちにとって初めての内孫の誕生です。「なんでこんなにかわいいものか、孫と言う名の宝物」と歌で歌われた「孫」が、わが家にも誕生したのです。思えば、息子から「結婚をしたい人がいる、でもその人は子どもができにくい体質、いやできないかも」と言われた時には、一瞬返事に詰まりましたが、息子が選んだ人だからと半ばあきらめの気持ちで返事をしたのを覚えています。だから、孫の誕生はあきらめていましたが、嫁さんの方は何としても産みたいとの一心で、独身時代の蓄えをほぼ使い切って不妊治療に専念していたようでした。その戦いは4年間と永い年月にわたるもので、この事実を私たちが知ったのは、息子夫婦から「私たちと同居をしたい」と言ってきた時に初めて聞かされました。そんな事情があったからこそ、妊娠が判明した時には息子夫婦ともども喜び、誕生した際には息子夫婦はもう一度喜びがあったようです。なぜ親と同居しようとしたのか不思議で確認したところ、嫁さんが毎日の仕事でたまるストレスが原因でイライラが募り、母体に悪影響を及ぼして妊娠が困難なのではないか、このまま仕事を続けていては妊娠を望むことは難しいのでは、仕事を辞めれば収入が減り生活が苦しくなり、またイライラが増すのではないか等々、夫婦で悩み、話し合った結果、今の仕事を辞めて親と同居することで安心と安らぎを得ることができるのではとの結論に至ったようです。嫁姑という問題が危惧されましたが、家内ともども「若い夫婦の取り組みに最大限の協力をしていこう」ということで同居が始まったわけですが、半年も経たない「妊娠」の喜びをいただくことができました。そう、わが家にコウノトリが来たのです。4年間の不妊治療という辛かった期間を過ごしてきた夫婦が、出産で大きな喜びを得た日です。

静岡県浜松市(西区) 松山幸夫さん 71歳 喜び家族・親族出産・育児

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