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平成作文~未来へ

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作文応募期間:平成30年12月15日~平成31年1月31日

静岡空港開港

平成21年6月、予定から半年遅れて静岡空港が開港した。知事が「難産の子ほど丈夫に育つ」と挨拶し、一番機の発着を祝った。当時は「そこに飛行機が来ようが来まいがステータスとしての空港が必要」とされた。その割には滑走路の延長上の立ち木が邪魔になって飛行機が降りられないなどというお粗末な一幕もあった。同月、島田市北部のドウダンツツジの名所「千葉山」に登った。その頂上から南西の方角、大井川の右岸に光るものが見えた。多分あれが空港だと見当をつけて帰りに寄ってみた。違わず静岡空港であった。飛行機が見たかった。子どもたちが小さい頃よく名古屋空港、大阪空港、成田空港、羽田空港と空港めぐりに連れていった。ところがここ静岡空港には滑走路にもエプロンにも1機も見当らない。空港周辺の石雲院などを散歩して待つこと2時間ようやく1機が着陸してきた。日暮れが迫っていた。初めからそううまくはいかないと思うけれど、それにしても年間搭乗者数を当初130万人と見込んだのに、昨年平成30年でもようやくその半分である。大変な費用をかけて需要予測したはずなのにこの始末である。一県一空港の国策に抗しきれなかったという。静岡空港開設以降、私は20回以上内外を旅行した。全部平成17年開港のセントレア空港利用である。静岡空港は使い勝手が悪くて、浜松からどうにも利用できない。県や市の関係者は欧米に出張するとき、東方航空上海経由またはアシアナ航空ソウル経由乗り継ぎ便で行っているだろうか。率先して乗ってほしいものだ。「隗より始めよ」。国際線ターミナルもできた。災害時の物資補給輸送基地の準備も整えようという。新幹線駅の設置も長い懸案だが、JRの「上から目線」で立ち往生している。どうか私たち後期高齢者世代が生きているうちに、ぜひ乗りたいと思える空港になってほしい。切なる願いだ。

静岡県浜松市(西区) 犬塚賢治郎さん 75歳 イベント

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