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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年12月15日~平成31年1月31日

自信に満ちた時代

ハードディスクが壊れ、この春ノートパソコンを買い換えた。平成7年にウィンドウズ95のパソコンを購入して以来、買い換えは5台目になる。秋には新機種のウィンドウズ7が発売されることが分っていたが、今まで使っていたのと同じ、ビスタを購入した。この頃には、パソコンの無い生活が一日として考えられなくなっていたからだ。パソコンを利用するようになって、暮らしが本当に便利になった。店で見つからない商品も、検索して簡単に買うことができる。確定申告は、申告書を取り出して指示に従い、空白を埋めていくだけで、計算すらすることなく完成してしまう。観劇の申し込みも、指定席の位置を確認しながらできる。自動車保険の契約代金は、代理店の店頭でするよりも安価だ。2年前から始まったふるさと納税も、これがなければ利用していなかっただろう。高価なパソコンを何度も買い換えてきたのは、バージョンアップに対処してきたこともあるが、壊れやすいこともあった。故障が嫌なら、日本で製造するメーカーを選ぶことだと言われた。日本製品の品質の良さを、誰もが実感する時代になった。外国製品を舶来品と呼んで、特別に憧れた私たちの時代ははるか遠くに去り、電気機器や自動車などの製品だけではなく、素材までも、日本製であればこれを信頼し誇りとするようになった。日本経済は、もはや右肩上がりの時代ではないと言われるが、人々の自信こそ日本経済の前途に、洋々としたものがあると感じた。陽はまだまだ昇る。私はこれを確信し、有望な会社に投資をしようと、新しいパソコンでネット証券に口座を開いた。これの購入代金くらいは、稼ぐことができたのか。結果については書きたくない。

岐阜県北方町 大野博司さん 78歳 流行・世相趣味・レジャー

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