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平成作文~未来へ

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作文応募期間:平成30年12月15日~平成31年1月31日

走る目的

当時勤務していた大学では毎年、教職員対抗の駅伝大会があり、初めて参加したのが平成21年であった。1人2km程度の距離であったが、走り終えた後の爽快感に魅了され、自発的に走るようになり、少しずつ大会にも参加するようになっていった。「なぜ、わざわざ疲れるのに走るのか」とよく聞かれるが、ランニングは練習した量に正比例する形でタイムが伸びる、努力がストレートに結果に表れることに魅力を感じたのかもしれない。そしてその思いは、努力がそのまま結果につながらない職業人生活と無意識のうちに比較して魅力を感じていたのかもしれない。そのような心境であったからか、大会で自己ベストが更新されると、それまでの全てが肯定されたかのような極上の喜びを感じていたのもまた事実である。あれから9年。相変わらず年間数本の大会に参加し、走り続けているが、そのモチベーションに少し変化が生じている。その要因は、走り始めてから3人の子宝に恵まれたこと。この愛おしい子どもたちを自分は守らなければならない。そのためには何よりもまず自分が健康で働き続け、生活を支えることが必要。だからこそ、走る目的はかつてのように満たされない自尊心を潤すためではなく、自身の健康を維持するための手段となりつつある。いちばん下の子は現在3歳。いつの日か、3人の子どもたちと一緒に大会に参加できると良いな。

愛知県豊川市 宮城智明さん 43歳 楽しみ喜び家族・親族趣味・レジャー

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