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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年12月15日~平成31年1月31日

うれし涙

2010年の冬の日曜日。ピンポーンと、学生時代の友人がアポイントも無く訪ねてきた。彼女の実家が私の家の近くということで、これまでも顔を出してくれることがあった。しかしその日はいつもと少し様子が違っていた。私が玄関に出て行くと、彼女がにこにこと微笑みながらお腹をさすった。私はすぐに勘付いた。次の瞬間に彼女を抱きしめ、「妊娠したのね。うれしい」と叫んだ。「会って報告したかったから来ちゃった」と彼女。数年前から、子どもがなかなか授からずに悩んでいたこと、不妊治療をして何度も悲しい思いをしていたことを知っていた。だからこそ、その報告を受けた時は本当にうれしくて、涙が出るほどだった。私も子どもがいるが、自分の妊娠が分かった時よりもうれしさが大きかった。あの日のことを友人と話すと、丸8年経った今でも、当時の感情がよみがえり、胸が熱くなる。

愛知県春日井市 高橋あすかさん 38歳 喜び友人・仲間出産・育児

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