年表

時代

年表

閉じる

平成作文~未来へ

本サイトは2019年12月20日をもって終了となります。今までご愛顧をいただき、誠にありがとうございました。

作文応募期間:平成30年12月15日~平成31年1月31日

第三者委員会

年金記録のうち、いまゆる「消えた年金」ではなく、記憶では納めたはずなのに年金記録として反映していない記録があるということで、総務省に「年金記録確認第三者委員会」という組織が作られた。民間会社をリストラされた後、当時の社会保険事務所に再就職し、8年間経過していたから、その経験を生かして第三者委員会で活躍してほしいということで、総務省に調査員として出向することになった。第三者委員会に行って驚いた社会保険労務士の資格試験に合格したばかりの、年金については全く素人である調査員が大多数を占めていて、見当違いなところから、申立人の記録を呼び覚まそうとしていた。「市役所の何階に申し込みに行った」とか「誰と行った」とか。国民年金など、第一に国民年金に加入する手続きが必要であり、その手続きが無ければ、年金番号は発行されることは無く、たとえ集金人に自宅で払ったと記憶していても記憶違いであると思われるのに、市役所に同伴していたという子どもの年齢から考えて合理的だと判断し、納めていたかもしれないと年金記録の修正をさせる「あっせん案」が通ったりしていた。そして、ある業種の自営業の記録を回復させると、その業種の人が大挙して年金記録の回復を申し立てるという珍現象が起こったりしていた。同業者同士が情報を交換した結果であることは明白だと思われた。国民年金の納付金額は、当時でもひと月1万数千円であり、安易に記録を回復させることには抵抗感があったから、私だけが厳しく審査した結果、担当になった事案のほとんどは認められないという「あっせん案」を作成していた。その後、民主党政権になると、前後の記録が納付となっており、その間の未納とされている記録が一年未満の場合は、自動的に記録が回復されるようになった。どうしても納得できなかったので、私は退職した。

愛知県尾張旭市 浅野憲治さん 71歳 流行・世相会社・仕事就職・転職怒り

  • facebook
  • twitter
  • line

平成22年の国内・海外の主要ニュースを見る