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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成30年12月15日~平成31年1月31日

高速水着

この作文に応募したきっかけは、この年に起こった出来事「高速水着廃止」です。わが家の長女の競泳競技でのとても大変な1年でした。小さい頃からスイミングスクールに通い、小学4年の時に「選手コース」という、記録を出すために毎日泳ぎの練習をするコースに入りました。その娘が、中学2年の時、突然売り出された「高速水着」。とても衝撃だったことを覚えています。手首や足首までゴム素材で覆った水着は、脱ぎ着がとても大変で、密着度が高い製品。世界で活躍する選手はもちろん、一般の選手たちもこぞって購入し、記録を伸ばしていきます。とても高価で、娘には買えずにいました。そして中学最後の県大会。予選前の記録会からライバルたちはこの水着を着ています。0.01秒を争う娘には、うらやましく、どうしても欲しい製品でした。結局、私はパートで貯めたお金を使い、大会のため娘に購入しました。その大会では満足のいくタイムが出せ、娘の笑顔も見られました。ところがこの「平成22年廃止」です。昨年購入した高い水着はどうすればいいの、どんな思いで買ったと思っているの。6万、7万は平気な商品でした。高校1年になった娘は水泳部に入り、地元のクラブチームには通えなくなっていましたが、高校で大会に出ます。水着は全て買い直し。新しい水着は着にくく、破れやすく、購入と修理を繰り返しました。タンスの中には高速水着が捨てられずに残っています。今でも大切な思い出の1ページです。

愛知県碧南市 石原たかのさん 50歳 家族・親族流行・世相学校・学び

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