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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成31年1月15日~平成31年2月28日

驚きの「常識違い」

平成23年3月11日に東北地方太平洋沖地震が発生した。この時、職場にいてイスに座っていたが、どうも体が揺れる感じがした。いよいよ脳卒中かと思ったが、ニュースを見て地震と知った。雪が多い地方は建物が丈夫にできているので、地震の揺れによる家屋の被害は比較的少なかったが、津波の被害は甚大だった。岸に打ち寄せる通常の波と違って津波は水の壁が迫ってくるので、50cmでも危険だという。津波に倒される前に自分から倒れて津波をやり過ごせば助かると言った研究者がいたが、津波の中を泳いで助かった人の映像もあったので、救命胴衣を着けて浮いていれば何とかなりそうである。避難を呼び掛けていて、津波にのまれ亡くなった人もいたが、救命胴衣を着けていれば助かったのかもしれない。驚いたのは、福島原発の非常用発電機が地下にあったことである。スペースの関係と思うが、受電用のキュービクルや非常用発電機を屋上に置いたり、屋上を駐車場にするビルは多い。東海豪雨の時、スーパーの屋上の駐車場にとめた車は無事だったように、結果的に浸水に強い構造になっている。「水は低きに流れる」ので、水に浸かって困るものは高いところに置くのが基本なのである。だが、原子力村の常識は違っていて、福島原発の非常用発電機は地下にあった。歴史に「たら、れば」は禁句と言うが、福島原発の非常用発電機が町中のビルのように屋上にあれば、メルトダウンは起きなかったかもしれない。残念なことである。

愛知県東海市 久野容一さん 61歳 天候・災害

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