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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成31年1月15日~平成31年2月28日

天使が一年生

わが家に待ちに待った天使が来てくれたのが平成24年10日2日。その日は偶然にもママの誕生日。今から16年前、私の息子は名古屋で所帯を構えた。なかなか子宝に恵まれず、7年が過ぎた。息子は「父ちゃん、母ちゃんに孫を見せたい。お嫁さんも子どもが欲しい。お母さんにも抱いてもらいたい」とずっと言ってくれた。環境を変えてみるといって、私たちの敷地内に家を建てた。産院にもお世話になり、結婚して10年目に念願叶って授かった初孫男の子。それはまさに私たち家族の天使になった。息子夫婦は共働き、産後、数ヵ月の幼子を私たち夫婦が面倒見ることになった。ママは昼、夜の離乳食、おやつを準備して、子どもへの思いを態度でしっかり示していた。だから私も安心して面倒を見ることができた。さが、1歳過ぎ片言話せるようになった頃、「ママ。パパ。さびしい」と親を恋しがって何回も泣いた。気まぐれにと公園、散歩、買い物には時間をかけ、陳列商品を教えながら、ゆっくり買い物した。孫の世話する時から、さびしい思いをさせまいと、自分のことは後回しにして、いつも孫に寄り添って遊んだ。お風呂に入ってお行儀悪いと思いつつも、孫の見たい番組を見ながら夕食をとる。ママは仕事が終わると「帰るコール」を必ず孫にする。孫のうれしそうな顔に安心する。そんな幼子も3歳に。幼稚園年少の頃は、毎日泣いて「ママと一緒にいたい」と言った。年中は、休日明けの幼稚園は行きたくないと悲しがった。年長になり、遊びや学びの楽しみを覚えたのか、大きい声で「行ってきます」と出かけるように。先日、幼稚園の生活発表会に祖父母招待で見学。年少・中・長と毎年、見学させてもらい、今年が最後の発表会。劇、セリフもきちんと言えた。歌も大きい声で、楽器も上手にできた。迎えの車の中で「上手にできたね」とほめた。孫は完璧じゃなかったので、「パパ、ママが来てくれる時は、もっと上手にやりたい」と言った。後日、パパ、ママが見学へ行くと、涙で写真も撮れないくらいに感動したと帰ってきた。わが家の天使はもうじき新元号と同じ1年生だ。

愛知県春日井市 鈴木多美子さん 70歳 喜び家族・親族入学・進学出産・育児

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