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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成31年1月15日~平成31年2月28日

一度は見ておきたい「野島断層保存館」

この年の春休みに鳴門の渦潮を見に行こうと思い立ったが、道が分からない。そこで遅ればせながら、ポータブルのカーナビを買った。初めての所でもちゃんと案内してくれるカーナビの威力に驚いた。明石海峡大橋を渡り、サービスエリアで休憩していた時に、阪神大震災の「野島断層保存館」が近くにあることに気付き、立ち寄ることにした。保存館の断層保存ゾーンで野島断層の断面を見たり、「メモリアルハウス」を見たりした。メモリアルハウスは、野島断層の地割れ真横に建っていた民家で、激しい揺れにも無事だったものである。正確に言うと、壊れなかったが家全体が傾いたそうである。震災時は家の内部は台所の食器など散乱していたが、住人は片付けて住み続け、1年ほど後に展示施設として売却したという。家全体が傾いていると、「養老天命反転地」の建物のように、精神衛生上良くないらしい。このメモリアルハウスの台所は、当時を再現するように食器類が散乱させてあった。この民家は鉄筋コンクリートで、建築主の意向で基礎をとにかく丈夫にしたという。きちんと設計した家は、大地震にも十分耐えるのである。淡路島では、震災後、鉄筋コンクリートの家が増えたというのも納得できる。地震についての資料館は色々あるが、一番印象に残っているのは、この「野島断層保存館」である。これから家を建てようとする人は、一度は見ておきたい施設だと思う。

愛知県東海市 久野容一さん 61歳 天候・災害趣味・レジャー

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