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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成31年2月15日~平成31年3月31日

友人の死

今の地に嫁いで34年目、同じ頃に嫁いできた一番仲良しの友人がいる。子育て中は泊まりで一緒に出掛けたりしたものだ。私は再就職してから休日以外はその友人の家の前を必ず通っており、たまに会うと長話をした。5月のある日の朝、彼女の家の玄関にふと目をやると「忌中」の貼紙。見間違えたかとも思いつつ、職場に向かったが頭の中は動転していた。職場に着くまでの5分程の間、「誰だろう、見間違いか」と考えていた。家族は20代の息子と夫婦しかいない。いくら考えても思いつかず、たまたま近所の葬儀で休みを取っていた夫に見てきて欲しいと頼んだ。しばらくすると「○ちゃんが亡くなった」と知らせてきた。私は混乱し、その日の仕事を終えて帰り際に娘とお悔みに行った。2歳ほど年上の彼女は化粧部員で、化粧に疎い私の相談に乗ってくれてアドバイスしてくれた。早く仕事を辞めて遊ぼうといつも誘っていた私であるが、彼女はずっと仕事を頑張っていた。そんな彼女は朝普通に出勤して名古屋で勉強会か何かだったようだが、途中で体調が悪くなり旦那様に迎えに来てもらって帰宅したそうだ。旦那様がお通夜に行って帰宅し、しばらくして様子を見に行くと既に亡くなっていたようだった。これから二人で遊ぼうという時に急死なんて、しばらく信じられなかった。その後、娘さんには子どもができ、息子さんも結婚された。余りに早い友人の死であった。

岐阜県可児市 長瀬由美子さん 62歳 友人・仲間別れ悲しみ

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