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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成31年2月15日~平成31年3月31日

日本の悪夢の始まり

私この年70歳。定年後のパート勤務も辞めて無職歴2年、前期高齢者になり医療費の自己負担が3割から1割になった。年寄りにはありがたい。たが保険を使わないで済めば、負担は同じ0円だ。一方、世代間の公平を進めれば、わが家の息子2人にも、当然負担増がのしかかる。少子化の問題を選挙目当てで先送りする姑息な展開だ。一方「怒涛の寄り」とはこのことだろうか。腹を押さえてうずくまった時から4年、平成24年民主党の敵失に乗じて復権した安倍首相は、1年も経たぬ平成25年末に公明党の賛成を得て、特定秘密保護法を成立させ、辺野古埋め立て承認までした。翌平成26年には、集団的自衛権の行使容認を一挙に閣議決定してしまった。この平成25年度の防衛白書を買った。歴史がねじ曲げられる時代が来ている。「今買っておかないと本当のことが分からなくなる」、そうした危機の予感を持っていた。後年、民主党政権の4年間を「悪夢の時代」と切り捨てたが、むしろ平成24年が「日本の悪夢」の始まりだったという気がしている。東日本大震災の直後に、当時の菅総理を「軽々しく東電福島に視察に赴いたことで、冷却注水が中断し、原発の水素爆発を招いた」と激しく国会で攻撃したのが、野党時代の安倍総裁。「総理大臣が来たからといって特別扱いして構っている余裕はなかった」。それほど、現場が混乱していたことが、後年はっきりした。デマとヤジに満ちたこんな異常な世の中は早く変わってほしいと、あの頃切実に思った。消費増税をテコに利用して参議院選挙で圧勝したのもこの年。誰だって税金が上がることを積極的に望みはしない。政治が劣化を極めたこの年、初めて月に一度開催の短歌会に参加した。何か清々しいものをこれほど求めたことは無い。

静岡県浜松市(西区) 犬塚賢治郎さん 75歳 流行・世相怒り

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