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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成31年2月15日~平成31年3月31日

64歳での退職

私は48歳で親会社からグループ企業に出向、50歳で転籍となり親会社を定年退職した。グループ企業でやり甲斐のある仕事を任され60歳で再度定年、子会社に転籍となり65歳までの再雇用を約束されていた。所属が変わる毎に収入は減ったが、世間で伝えられる待遇と比較すると優遇されていた。そして平成26年、64歳の時に一念発起し、外の世界を見たくなり、高校卒業後46年間勤めた会社を退職した。上司、同僚から慰留もあったが、会社によって敷かれたレールを離れ自力で歩いてみたかった。そして、できれば会社で決まった序列を、世間の評価で変えたいと思った。当時流行っていた映画「アナと雪の女王」の“~ありのままで~”を気取った。計画通り小さく起業したが当然のように失敗した。今思うと自信過剰の不遜な態度で妻に悪いことをしたと思うが、今もって素直に謝ることはできていない。この時から4年が経過したので総括したい。退職により嘱託雇用分を含め給与収入は約1200万円失った。その代りにホームページ作成、イラストレーター、フォトショップなどの利用技術を習得し、更にシルバー人材センターの紹介で駅前自転車駐輪場で働くことによりサービス業の難しさと体を動かすことの楽しさを知った。そして、若い人、NPO、小規模事業者との交流も経験し世間を知ったが収入は400万円で、差し引き800万円のマイナス査定だ。残された人生でこれまでの経験を生かし、邪魔にならない範囲で社会に貢献し、マイナス分を少しでも取り戻したいと思っている。

兵庫県神戸市(垂水区) 高木勇さん 68歳 会社・仕事就職・転職

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