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平成作文~未来へ

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作文応募期間:平成31年3月15日~平成31年4月30日

「さくら」の介護

ペット医療が進歩して、ご近所にも高齢のわんちゃんがたくさんお散歩している。我が家の愛犬「さくら」も当時15歳。気の強かったさくらもだいぶ穏やかになり、お散歩で会った誰にでも頭を触らせて、あいさつできる子になった。10歳で犬歯が折れて抜歯、13歳で子宮蓄膿症で子宮を全摘。15歳で肛門脳腫瘍で腫瘍摘出と麻酔が必要な手術のため、手術承諾書に記入する度に、「このまま目覚めないのではないだろうか」と病院の受け付けで涙が出た。獣医さんの、「心臓の強いお婆ちゃんだから、彼女の体力を信じて手術した方がいいと僕は思う。今しなければそう長くはないだろう。あとは、飼い主さんのお気持ちだけです」という言葉を信じて、15歳過ぎで手術に踏み切った。手術終了後にもらう予定の電話が来るまで、家族全員、夕飯が喉を通らず。「もしや」「もしかしたら」「いやきっと大丈夫」と、ぐるぐる考えているところで電話が鳴る。「手術、無事に終了しました。さくらちゃんは麻酔が解けてきたみたいで、目をぱちぱちさせてこっち見てますよ」「手術で1時間だったんだ。麻酔の分は入ってないから、長かったんだよ」と家族で大笑い。乾杯して、冷め切った少し遅い夕飯をおいしくいただいた。肛門横を縫われた状態で翌日には退院。毎日の傷口の消毒に緊張したけど、やっぱり強い婆ちゃんだったさくら。退院後、食事もお散歩も全く問題ない。たくましい老犬だった。子犬はもちろんかわいい。ただ、経験した方はわかると思うのだが、老犬のかわいさも格別だ。色んな事情で飼えなくなることもあるのだのろうが、最後まで「飼う」ことを強くお勧めしたい。

愛知県名古屋市(天白区) 三宅牧子さん 53歳 家族・親族心身の変化別れ悲しみ

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