年表

時代

年表

閉じる

平成作文~未来へ

作文応募期間:平成31年4月15日~平成31年5月31日

ありがとう、さくらちゃん

愛犬さくらが亡くなった。16歳と12日。3度の手術を乗り越え、カテーテルで毎日、おしっこを出さないといけない状態になりながらも、食欲旺盛なさくらの体力は、すごかった。すでに医者からは「何を食べさせてもいいよ。楽しい晩年を」と言われ、私の手作りの料理を家族と一緒に食べていた。自分の力で最後に食べたご飯はママのおいなりさん。おいしそうに食べている姿を今も覚えている。翌日、昼に倒れて立てなくなり、その翌朝、亡くなった。さくらは、亡くなる2日前まで、食べて、1日前まで歩いて、笑顔で逝った。ちょうど3連休に突入する前の金曜日に亡くなったことで、離れて暮らす娘も駆けつけて、家族全員でさくらを送ることができた。「その日」を狙って逝ったのでないかとすら思える。「死ぬのがかわいそうだから、動物は飼わない」と言う人もいる。その考えも正解。確かに、亡くなった時の悲しさは物すごいものだった。でも、その悲しみを超える「楽しい思い出」を私たちはさくらからたくさんもらっている。犬を飼うことで、子どもたちの忍耐力や思いやりの気持ちが大きくなったのも事実だ。今でも、たまに涙は出るけど、泣いた後にはほんわかとした気持ちに包まれる。飼って良かった。さくらに出会えて本当に良かった。楽しい16年をありがとね。何年先になるかわからないけど、ママがそっちに行くまで、お友達と楽しく遊んで待っててね。

愛知県名古屋市(天白区) 三宅牧子さん 53歳 家族・親族別れ悲しみ

  • facebook
  • twitter
  • line

平成29年の国内・海外の主要ニュースを見る