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平成作文~未来へ

作文応募期間:平成31年4月15日~平成31年5月31日

父の施設入所

昨年から父に対する母の愚痴が多くなり、両親揃って正月の3日間をわが家で過ごしてもらった。起き上がりが楽なようにリビングにベッドを置いた。父の面倒を見ながらの家事、畑の世話、5月からは田んぼの水の管理等など、多忙な81歳の母に正月ぐらいはゆっくりして欲しかった。夫も快く承諾してくれた。日中は普通に過ごせたが、夜間のトイレが頻回で8回は起きた。廊下やトイレを汚すので付き添いが必要であった。2泊で私はグッタリだった。自宅に帰ってからも、夜中に近くの弟の家の昔の鶏舎の中の椅子に座っていたり、自宅内でふらついたのか2枚の大きな引戸を外して割れたガラスをほうきで掃いていたと母から連絡があった。このままでは母が参ってしまうと、正月休みが明けるのを待ち社会資源を使うようにした。デイサービスは週に1日から2日に増やし、ショートステイも入れてもらった。実家から1キロほどの所に施設ができるとのことで介護度を再認定してもらった。母は泣いた、父がかわいそうだと。娘である私もできるだけの援助がしたかったが、夜間はさすがに限られる、父は自宅が良いと言った。親不孝者な娘だと自分を責めた。しかし母を守るべく苦渋の決断をした。5月の連休明けから入所となった。週に1、2度必ず面会に行き、その1日は自宅へなるべく連れて行ってやると決めた。この年の夏は盆前まで39度台の真夏日が続いた、私たちもエアコン無しでは生きられない夏であった。9月に入り高校の同級生から私の友達が亡くなったと連絡があった。父の反対で結婚できなかった彼であった。父に伝えたが覚えてはいなかった。

岐阜県可児市 長瀬由美子さん 62歳 家族・親族出産・育児心身の変化

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