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平成作文~未来へ

作文応募期間:令和元年5月15日~6月30日

共生の時代を生きる

昭和、平成を生き抜いてきた。感無量である。そして迎えた令和。苦難を乗り越え、勝ち超えてきたことを土台に、新しい時代、人生百年時代をいきいきと生きていきたい。高齢化社会の主役といえる年齢になったが、今までの延長であってはならないと考えている。令和の元号が万葉集に由来していることから、あらためて万葉集をひもといてみる。「物皆は新しき良し、正しくも人は古いにし宜しかるべし(物は新しい方がいいが、人は年とった方がいい)」。この言葉に大いなる勇気をもらった。重ねた年齢こそ宝だ。希望という翼を広げて、今までの何倍もの充実した日々を送ろうと決意した。年齢とともに老化は進むかもしれない。しかし立ち止まらない。脳を活性化し、ゆるやかでも、流れる水のごとく前へ前へと進む。これまでにない凝縮した活動ができるはずだ。何かを残せるものも挑戦したい。目的を持って共生時代を歩み、人のため、地域のため、社会のために貢献したい。生きがいを持つことも大切だ。そうすることで、自分の弱さを打ち破ってくれるだろう。生きがいこそが健康をつくる。「人間にとって最も大事なことは晩節である。よく気をつけないと、これまでの功績を台無しにしてしまう」と中国の天文豪、魯迅の箴言(しんげん)にある。令和に入り、私も自治会長として8年目のスタートを切った。自分を生かし、みんなを生かし、「共生時代はまず地域から」と頑張りたい。

岐阜県岐阜市 桐山桂さん 79歳

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