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平成作文~未来へ

作文応募期間:令和元年5月15日~6月30日

新しい出発点としての意義

朝日が、出航する漁船を導くように輝く、活気に満ちた漁港がとても好きだった。幼い頃を過ごした、三河一色大浜漁港(現・西尾市)の風景だ。「幼馴染のエクボは、今も健在であろうか」と思う。母の里である豊田市幸海町の一番鶏の目覚まし。第二次世界大戦中の岡崎空襲で、迫り来る火の海を子ども5人連れて逃げた母。常に空腹だった小学校時代。終戦後、シベリア・中国大陸からの引き揚げた時の悲壮な経験。これらが私の「昭和」である。明治、大正は、祖父母や両親から体験として聞き、昭和、高度成長の平成は私自身が過ごし、令和を迎える。新たな時代・令和は、多文化共生、IT時代への移行、待ったなしの高齢化社会などを包括、承継して出発する。織田信長は人生50年。令和の現在は100年の人生を考える時代だが、その根幹をなすのは経済成長だろう。情報の伝達の手段として、会話や手紙、文章が、容易にはPC・スマホに移行できないし、外国人労働者の問題や高齢者問題が「商品」として考えられてはいけない。フェイクニュースがまかり通れば破滅しかない。人が真摯に、安心して生きられる時代、平和・諸民族の融和に向けて進む時代でありたい。

愛知県岡崎市 荻野泰伸さん 82歳

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