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平成作文~未来へ

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作文応募期間:令和元年5月15日~6月30日

まだ70歳

1949年11月12日、私は世の中のメンバーとなりました。時代は戦後4年目の昭和24年、父は前年にシベリア抑留から帰還し、母と出会って、戦後の貧しい生活の中で私を育ててくれました。残念ながら私の記憶がはっきりとしてくるのは小学校に入学した昭和31年頃からですが、子どもを育てるのがどれほど大変なことであったかは想像に難くありません。戦後も15年ほど経つと東京オリンピックの機運が高まり、昭和39年には東京でオリンピックが開催されました。私は中学3年生で、ちょうど東京への修学旅行で工事中の国立競技場を見学して、本当にオリンピックが開かれるのだと感激したものでした。それから55年後の来年、再び東京でオリンピックが開催されます。高齢者となっている私は、また違った感慨を受けて令和の東京オリンピックを迎えようとしています。前回のオリンピックが開催された頃に比べると、時代は真にグローバルな社会に劇的に変わり、その変化には目を見張るものがあります。昭和39年のオリンピックは現地で体験できませんでしたが、その6年後大阪で開催された万博には大学生として現場を訪れ、それまで接したことのなかった大勢の外国人と直に接し、これからは地球は一つの国のようになっていくと強く感じたものでした。今年70歳を迎え、自分の過ごした、昭和・平成を振り返ると我ながらよくやってきたとは思います。でも、人生100年時代、新たな時代の令和を迎えまだまだ未来を見据えて生きていきたい。子どもたちは平成から令和、そして孫たちは令和から次の時代にこの世の中をつなげていってくれるはずです。それを見守りながら。

愛知県名古屋市(天白区) 石井清さん 69歳

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