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平成作文~未来へ

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作文応募期間:令和元年5月15日~6月30日

生命の調和、共生、繁栄の時代へ

20世紀は文明進歩の陰に、2度の世界大戦、自然環境問題という生命の破壊の時代であった。21世紀になり20年あまりが過ぎたが、各地の紛争は収まっていないし、温暖化、空気、海洋汚染も歯止めがかかっていない。これらはこの地球に生きる私たちへの警鐘と感じる。新しい時代は生命の破壊から、生命の調和、共生、繁栄の時代へと大きく転換していかなければならない。「和を以って貴しとなす」と、日本には和を重んずる心が根底にあり、暮らしに浸透している。生活様式、文化、自然や他者との関係性の中にそれらは息づいている。自然や他者を尊重し、役割、特性を活かし、調和し、物事を進める。ビジネスでは三方良しが繁栄の道と知られている。また、勤勉さ、使命感、謙虚さ、我を主張しない、感謝、おもてなしの心。和食、日本製品、清潔な街、正確な列車運行、ポップカルチャーなどなど、クールジャパンに世界の人々は感動する。かつて、戦時下の中で、心ある先人たちがアジア途上国で自立援助を促した活動をした番組を見たことがある。こういった日本の特性が新しい時代の見本になれば素晴らしいと思う。新しい時代は意識の転換が必要だ。際限ない支配欲、所有欲、恐れは集団的な狂気となり破壊活動を続けてきた。所有欲を満たす喜びとは質が違う、「いまここにある」という存在の喜びと共にあることだ。それは古の賢者たちが説く、外的要因に左右されない、自然、他者、宇宙との一体感、安心、信頼に満ちた状態だ。今後、おのおのの置かれた立場、環境下でインスピレーションや個々の奥にある気づきが人を動かし、新しい仕事や教育、社会システム等を生み、次の時代を創っていくだろう。この稀有な時代に日本に生きている幸せを感じ、健康で豊かで実りある人生を皆とともに歩んでいきたいと感じている。

愛知県江南市 熊ノ郷弘さん 57歳

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