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平成作文~未来へ

本サイトは2019年12月20日をもって終了となります。今までご愛顧をいただき、誠にありがとうございました。

作文応募期間:令和元年5月15日~6月30日

重なる想い

私が昭和から平成へと改元した時はまだ19歳、多感で恋に恋する10代の専門学生でした。門限より遅く帰る度に叱られ、母に心配かけた10代。そして恋愛の末に結婚し、平成6年に子どもを授かりました。その後、2人を出産し、平成は結婚、出産、子育てにパートと、追われる毎日を駆け抜けてきました。それが今、令和となって子どもたちは巣立ち、それぞれに結婚、大学、就職と未来に向けて自立。振り返ると、駆け抜けた平成は夢の跡形のようです。いなくなった子ども部屋を自分の趣味の部屋にし、でも時々帰ってくる時のために布団が敷けるようにスペースを設けました。子どもたちの令和改元時が私の平成の改元時と重なり、歴史は繰り返すのでしょう。取り巻く環境はガラリと変わっても、母の願いや祈りは変わらず、ただ平和と安穏です。2度目の改元。初老を嫌々迎えるわが身は、今後の30年を駆け抜けるのではなく、ゆっくりと四方を見守り、世に必要とされるまで命を全うしようと思っています。

愛知県名古屋市(中川区) 矢神慶子さん 48歳

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